一戸建てをリノベーションしたい!会社選びや施工のコツとは
新築住宅よりも固定資産税が安い、などメリットが豊富なリノベーションはマンション以外に一戸建てについても施工への関心が高まっています。
特に物件が高騰傾向にある都市部ではリノベーションに熱い視線が集まっているのです。
そこで、この記事では一戸建てのリノベーションに注目し会社選びや施工のコツを解説します。
リノベーションを始めよう!何からスタートする?
素敵な住まいを作りたい、そんな時の方法の1つに「リノベーション」があります。
新築の住まいを建てるにあたっては、土地を探しハウジングメーカーや工務店を探すために展示場に出向くことが多いですが、リノベーションを行う場合には何から始めれば良いでしょうか。
リノベーションには大きく分けて2つの方法があります。
まず1つ目は「お住まいの家をリノベーションすること」です。
古くなってきた現在の住まいを大きく変えるためには、今の住まいを手離すことだけが答えではありません。
また、相続や贈与などで家を受け取った場合、新しい世代の方が暮らしやすくするために既存の枠組みを残しつつ家を変える方も多くなっています。
2つ目の方法は「物件の購入から始めること」です。
販売されている中古住宅の物件を購入し、暮らしやすいようにデザインをやり直す方もいます。
リノベーションはリフォームとは異なり、間取りなども大きく変更をすることができます。
リノベーションを始める際にはこの2つの方法からご自分の予算やニーズに合わせたものを選択することになります。
リノベーションの施工の流れとは
では、リノベーションの施工を実施するには、どんな流れになるのでしょうか。
一戸建ての場合の流れを簡単に紹介します。まずは上記で解説したように、既存の所有物件を活かすのか、物件を新たに購入するのか選択します。
物件を購入する場合は手持ちの予算で購入するのか、住宅ローンを活用するのか選定します。
住宅ローンを使って物件を購入する場合には、金融機関の審査を受けます。
資金を確保できてからリノベーションを行う会社と契約を行います。
デザインやどの程度の工事を行うのか決めた後に、施工を開始します。
現在お住まいの家を使ってリノベーションを行う場合にはしばらくの間別の住まいを確保しておく必要があります。
リノベーションの工事が完了後、引き渡しが行われ完了します。
基本的な工事の流れは新築時と同じですが、現在住んでいた家をリノベーションする場合には一定の期間は別の場所で暮らす必要があります。
一戸建てのリノベーションはどうして人気があるの?
リノベーションはデザイナーズマンションへの注目度の高さから広く言葉が世間へと浸透しました。
そのため、リノベーションはイコール「マンション」であるという意識が広まっています。
しかし、リノベーションのメリットはマンションだけに生かされるものではありません。
一戸建てだからこそのメリットについては以下のとおりです。
新築よりも税金を抑えることができる
リノベーションは中古物件を活かすため、固定資産税が新築よりも安く抑えることができます。
建物の価値評価が上がると固定資産税は上昇しますが、それでも新築時の固定資産税を上回ることはありません。
また、リフォーム減税と呼ばれる税金の優遇も受けることができます。
リノベーションの内容が一定条件をクリアしていれば、補助金などを受けられる可能性もあります。
マンションよりも制約が少ない
マンションは管理組合による制約があり、リノベーションできる内容にも制限があります。
しかし、一戸建てならリノベーションの内容は自分次第です。
制約がしいてあるとするならば建築基準法による建ぺい率などの問題のみです。
マンションよりも自由に間取りも変えることができますし、キッチンや浴室などの大きさも既存の枠組みに囚われる必要がありません。
家族のための空間を手頃に作りたいのなら、マンションよりも中古住宅の方がより自由に設計できる可能性が高いのです。
手頃に新築並みの家を手に入れることができる
リノベーション市場が活況しているのは、やはり土地や建物の取得について新築時の取得よりも割安に抑えられる可能性が高いからです。
特に都市部においては土地を購入し新築の家を購入しようとすると至難の業です。
高額の資金の前に憧れの住まいを断念している人も多いのではないでしょうか。
そこで、リノベーションの出番なのです。リノベーションなら建物の費用を抑えることができます。
リノベーションの内容を調整すれば資金を抑えることもできるので、憧れの場所に新築に匹敵する家を手に入れることができるのです。
ちょっと意外?工期の比較
中古の物件を活かして家に革命を起こす、リノベーションには新築ともリフォームとも異なるダイナミックな工事が行われます。
特に一戸建ての場合にはご要望によって建物をスケルトンにすることも可能です。
大胆不敵に住まいを変えていく様子は、施工主の方も見ていてきっと満足いただけるでしょう。
そこで、1つ注意点があります。実はリノベーションの住まいをお求めの方の中には、「スピーディー」な施工を求めている方も多いのです。
しかし、いま述べたようにリノベーションは大胆に住まいを変えるために、工事に関しては時間を要することもあります。
既存の枠組みを活かしつつ、変更を行うためには新築住宅を建設する時間程度かかることも多いのです。
家族の進学などの都合によって新しい家を急ぎたい場合には早めに着手されることがおすすめです。
中古物件の購入から入居、というスケジュールよりも新築時に要する時間と匹敵する、と覚えておきましょう。
その分デザインもしっかり練ることができます。
耐震性にも考慮をした暮らしを
一戸建てをスケルトンの状態にしてからリノベーションを完成させる場合には、耐震性に関しても考慮をする必要があります。
日本は皆さんがご存じのとおりの地震大国です。
特に古い物件を購入してリノベーションを施工する場合には、耐震性に関して緻密に打ち合わせを行っておきましょう。
耐震基準法に鑑みた設計を行う会社を選んでおくことが大切です。
まとめ
この記事では一戸建てのリノベーションに関して解説しました。
リノベーションの基本的な流れや耐震性などの注意にも触れましたが、いかがでしょうか。
新築とはまた違った魅力が溢れるリノベーションについて、是非この機会に関心を深めていただけたら幸いです。
中古の一戸建てを使って自由にデザインしてみたい、そう感じたならぜひお気軽にご相談ください。
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