東広島市で工事中の注文住宅の外壁材を検討する

 

広島市のお隣の東広島市にて住宅設計の工事中の注文住宅の外壁材、屋根材のサンプルです。

外壁材は２パターン使用します。ひとつは金属系のサイディング。そして、もうひとつは塗り材で仕上げていきます。屋根は一般的なガルバリウム鋼板を採用しています。

塗り材のカラーはグリーン系で方向性が決まっていたのですが、グリーンといっても物凄くたくさんのグリーン系カラーがあり、どのグリーンを採用するのかとても難しく迷ってしまいます。

グリーン系は、CGなどで検討しても、思っていたカラーがでにくく、パソコンの画面と印刷した紙とでも同じカラーを使用しているのに全然カラーが違って見えてしまいます。

参考写真やCGなどで検討しつつ、最終的の素材決定の際はサンプルを取り寄せて実際のカラー、質感、厚みなどを確認し決定していきます。

実際のサンプルも良さそうなグリーンカラーを数色程、取りよせて、屋根材や他の壁材との相性なども見極めながら相対的に見ていきます。

 

設計事務所の場合、多くが毎回毎回、その計画にマッチした無数の素材を考察し採用していきますので、素材検討は物凄く悩みに悩んで時間がかかってしまいます。

 

この度の計画地は山あいにあり、山々のグリーンと相性の一番良いグリーンカラーを採用しました。

お施主様といろいろ話をして、確認を取りながら決定をしていくのですが、この打ち合わせの経過も設計事務所がおこなう家づくりの良い点ですね。素材選定は難しくもありますが、お施主様と話すことで楽しさも生まれてきます。

外壁の塗装工事の日が楽しみです!!