注文住宅のエントランスをかっこよく見せる!!

注文住宅を設計する際、エントランスについて考えること。

・玄関建具は造作で設計する(例えローコストであってもここは妥協しません)

・木造住宅の場合、地面から床までに高さが必要なので、どうしても階段を３段ぐらいつくらないといけないが、これを解消する

・照明器具と郵便受け、表札の選定は重要

 

使い勝手のことは勿論、考察しながらですが上記のことを考察しながら設計していきます。

写真は広島市の注文住宅のエントランスの施工事例です。

 

・玄関建具は既製品ではなく、建物の入り口　顔になりますので重厚感を加えるためにも造作で制作しています。とってについても木と金物を交えたおしゃれなとってを選定しています。

とってひとつの選定も非常に重要な要素だと思っています。

また、建具上部の垂れ壁にも建具と同じ木を貼ることで軒(天井)まで木が伸びていき、重厚な感じを演出しています。

ひとつ、木製の玄関扉を採用する際は西側に玄関を配置しないようにしています。西日の強い光で木が直ぐに色あせてしまう為です。

・階段は作らず、玄関前に建物の形に沿って、縁側のような外部土間を設けています。

ここは、駐車場と建物の間になる外部空間で、駐車場で子供が遊んだり、バーベキューをしたりイベントごとの際は、腰かけてベンチ的に使用したり、また別の際には舞台にもなりうる

場所になります。

また、写真では少しだけしか映っていませんが、アプローチから縁側土間に上がる為に１段　木製の箱上のステップを設けています。

木製のステップはウッドデッキと同素材で制作することにより統一感も生まれますし、置いているだけですので移動もできます。

・照明器具、表札、インターホン、郵便受けはタテ列を揃えることで統一感を生み出す。

照明器具は外観に一番あった照明器具を探しに探します。また、表札についてもこちらからご提案させて頂くことも可能です。オリジナルで制作することも可能ですし、最近はおしゃれな表札

を制作している会社もたくさんあります。

郵便受けはポストではなく、受け口のみ縦に取付て郵便物は部屋内の下足箱の中に箱を制作しそこで受け取るようにしています。

 

エントランスひとつでもいろいろな組みあわせ、発想でこだわったかっこいいものが出来上がります!!